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木材腐朽菌によるモミガラ分解試験

 写真 2018年1月14日撮影


   約150日で・・・ここまで分解が進んでいる。

 モミガラのリグニンを分解出来る菌は地球上では木材腐朽菌のみである。
 放線菌、枯草菌のような細菌ではリグニンを分解出来ない!


 日本再生循環緑化研究所が発見した木材腐朽菌を使用すれば、
 モミガラが素晴らしい農業資材になる。
 ケイ酸を土壌に含有させることが出来る。
綿 マルチシート 木材腐朽菌分解試験
試験開始 2017年  8月10日
 製品名 SmartMax コットン マルチ  ユニチカ(株)製

   木材腐朽菌生息抽出液 施与
   
わら分解試験 
  2017年8月10日 試験開始
 
  木材腐朽菌 抽出液 生菌生息  ジョウロで灌水状に施与
モミガラの分解試験
 2017年8月10日 試験開始

 木材腐朽菌 抽出液 生菌生息  ジョウロで灌水状に施与
 
  
稲のモミガラ、わらは・・・・自生地では「木材腐朽菌」によって分解され、再生循環されている。
モミガラは稲の種子生命を護るものである。
その主成分はガラス化細胞を形成している「ケイ酸」「リグニン」「セルロース」である。
土壌は「種子銀行」である。
一年草植物のイネの種子が、地上のこぼれ・・・それが直ちに発芽する場合、穂発芽する場合、何年も地中で休眠する場合があり、
何年も地中で休眠することは、一年草植物にとって種族維持の「保険」である。
殆どの一年草植物は、土壌を「シードバンク」にすることで種族を維持継続させてきた。
この土壌には・・・多くの微生物が種子の養分、エネルギーを狙っている。
胚乳は養分、エネルギーの塊である。
最も狙っている生き物は・・・・「人間」である。「穀物」と称して・・・。
無残にも種皮を剥がして・・・中の胚乳を取り出し・・・米に。
この時出るのが・・・・皮だけのモミガラ。
このモミガラは、土中で何年も「分解」されないように「堅固な組織」と「抗菌成分」を具備している。
そのため、土壌に有機物として投入しても、なかなか分解しない始末の悪いものとされてきた。
それを再利用するために多くの分解資材が販売されている。
しかし・・・・ほとんど「説明できない」・・・曖昧な表現で説明されている。

モミガラの「リグニン」「セルロース」の「リグニン」を分解できる微生物は「木材腐朽菌」のみなのであるが、
別な菌の「醗酵腐敗菌」の嫌気性菌の資材がほとんどである。
例えば、モミガラに「米ぬか」を添加しても・・・リグニンは分解が出来ない。
つまり、これまで、農業の各分野で「木材腐朽菌」が無視、削除されてきたからである。
殆ど全部「嫌気性菌」。
堆肥作りから・・・・味噌、醤油、チーズ・・・・ワインまで。
醗酵化学。
パスツールが嫌気性菌を発見して・・・・ワインも、ビールも・・・。
農業も・・・パスツールが「神」である。もう一人の「神」がリービッヒ。こちらは「植物工場」。
そういうことで、木材腐朽菌を使うのがモミガラ分解の切札であり、自然の原理原則である。

藁、わら、ワラ。
一年草植物が生命を終えた組織が「ワラ」である。
茎葉の窒素を含む成分は種子が登熟するとき種子の「胚乳」の移行して、
残りの「ワラ」には「ケイ酸」「リグニン」「セルロース」お死骸が地表の横たわり堆積する。
これが自生地のイネの姿である。
雨期と乾期。
「水稲」でも、木材腐朽菌がリグニンを分解できる「乾期」の期間がある。
短時間で分解できるように、ワラの組織は脆弱に出来ている。
日本の水田。
秋にコンバインでワラを刻んだものが水田の乾いた地表に撒かれても・・・・・
切株の枯れた茎葉も・・・・翌年の夏ごろまでは分解されるように出来ている。
不耕起栽培の場合、この地表のワラが速く分解されることが、発芽の幼苗時代望ましいことになる。
このワラに窒素・・・家畜の排泄物を加えると・・・・嫌気性菌で醗酵腐敗する。
これはリグニンの分解ではない・・・・。
木材腐朽菌の分解は・・・「熱」を出さない「朽ちてゆく分解」である。
「朽ちると腐る」には違いがあり、木材腐朽菌は「朽ちる」。
農業では・・・窒素のほとんどない「朽ちる」ことが無視されてきた。
自然界にあるのは「腐葉土」ではなく「朽葉土」である。
ワラも木材腐朽菌が分解すれば、清浄な「朽葉土」になる。
これで、イネ科植物は生き続けてきた。


コットン シート
日本再生循環緑化研究所とユニチカ(株)で共同開発した「完全無農薬栽培」用のマルチングシートである。
木材腐朽菌で生分解するマルチシート。
これを地表にマルチングすれば、地表に木材腐朽菌が繁殖し、病害菌が生息できなくなる画期的なシートである。
綿は、種子の表面に密生する純然たる「セルソース」細胞である。
「リグニン」は殆ど含んでいない。
この綿には「脂」があり、水をはじく性質を持っている。
地上に落下するまで水から種子を保護するためである。
地上に落下した綿毛は、木材腐朽菌によって分解され、劣悪な自生地の土壌で大切な養分となる。
綿も木材腐朽菌と共生することで、塩の多い土壌でも生き続けてきた。
伊達や酔狂で種子にセルロースの細い細胞を密集させたのではない。
この綿シートを畑の表面に敷けば、自然の地表と同じ木材腐朽菌が支配する清浄なエリアに出来る。
つまり自然と同じ「完全無農薬栽培」が可能になる。



木材腐朽菌による    モミガラ、藁、コットンシートの分解試験
24ヶ月後の状態
 リグニン、セルロースは殆ど分解され「腐植質」になっている。

  このエリアは木材腐朽菌がしはして病害菌は生息できない。
  木材腐朽菌の菌ネットワークが構築されており、
  木材腐朽菌と共生できる「菌従属菌」で菌社会を形成している。

  病害菌は絶対活物寄生菌でなくとも、生きている植物を侵す菌である。
  枯れ葉を分解する木材腐朽菌とは生態系が異なるため、
  木材腐朽菌が支配している地表では・・・生存できない。

  畑の地表にはほとんど木材腐朽菌が棲息していない。
  病害菌が地表の支配者になっている。
18ヶ月の状態
12ヶ月後の状態
供試材料   杉全木ペレット
圃場試験
SmartMax  Bunkai DX液  水500倍希釈液 灌水
自然降雨
SmartMax Great Bunkai DX による
    リグニン、セルロース、モミガラ分解能力

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